高槻の森林の現状

森のプラットフォーム高槻理事長
小柿 正武 講師

小柿講師は在職中より森林行政に携わり、その豊富なな知識と経験、ひたむきな思いを語って下さり、受講生を魅了させました。緑あふれる山々もこのような方や林業家の方達に支えられての事を実感しました。

高槻市の森林の概要

 高槻市の面積の約半数が森林で、所有形態の内訳は国有林3%、民有林97%(公有林1%・私有林96%)。
この数字からもわかるように、その多くが私有林で占められてる。

日本は、国土面積に占める森林面積(森林率)が世界でも屈指の森林大国(世界3位。2010統計)と言われている。

しかし、植林のスパンの長さや手間・費用等が影響し、だんだん林業が廃れてきてる。

高槻の出荷木材はブランド化(吉野杉、木曽ヒノキ等)がなく、その価格は低い。
一方、炭焼きも最後の職人と呼ばれた方が数年前に亡くなり、現在森のプラットフォーム所有の炭焼き窯のみだそうです。

講座風景20210416

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