設 立 趣 旨 書
NPO法人 たかつき市民カレッジ
設立代表者 登間佐 孝男
1.趣旨
我が国は高齢化率(65歳以上の構成)26.6%で世界一の超高齢社会である。
高齢化、長寿化と同時に少子化による人口減少で人口構成が変化して来ている。特に高槻においいては高齢化率27.8%で、北摂7市3町でも高い数字である。
多くの有能な市民が地域行政と協同しながら、定年後、家庭内だけに生きがいを求めることなく、これまで養ってきたさまざまな知識や経験を地域との共生に生かしていく事を求められている。且つ人生100年時代が言われている現在、人生をいかにより豊かに生きるかは高齢者に課せられた課題である。
その為に、
① 長寿時代にふさわしい余生の過ごし方、人生設計
② 社会システム全体の変革
③安心で活力のある超高齢化社会の創造が
求められる。
NPO法人たかつき市民カレッジは、人生100年時代にふさわしい活力ある個人の生き方を提案し、地域の仲間と楽しみ、交流する場所をもち、そこで得た知識、経験を発揮できる場で、就労を含む社会参加をして、地域の活性化に貢献することを目的とする学校としたい。その為には、NPO法人として信頼度高い運営をする必要があると考え申請した。
その為の講座を「人生100年時代を楽しく過ごし、そして学ぼう!!」をスローガンとして2020年4月に開講を予定している。
たかつきをもっと知り、学び、そして身体と心の健康を保つ事を提案する教室である。
2.申請に至るまでの経緯
「100歳大学」は、一般社団法人健康・福祉総研理事長である國松善次元滋賀県知事が提案されました。65歳、66歳の新高齢者を対象に福祉や健康づくり、生きがいづくり等老い方の基礎を体系的に学ぶものある。
このような取り組みを、より地域に密着して高槻で開講するのが、理想であると考え、各会員間で法人化の意思確認を行い、設立総会開催を経て申請を行うことにした次第である。