安満宮山古墳と卑弥呼・邪馬台国
大小約500基の古墳から成る三島古墳群には、古墳時代初頭から終末期までの各時代を代表する古墳があり、羽曳野・藤井寺周辺の古市古墳群、堺周辺の百舌鳥古墳群と並び称されるほどの規模を誇ります。
なかでも、もっとも早い時期につくられた古墳は、高槻市東部の安満山の中腹に築かれたのが、安満宮山古墳です。
平成9年(1997)、安満宮山古墳の発掘調査が行われ、青銅鏡5面をはじめ、1600個以上のガラス小玉、刀や斧などの鉄製品が発見されました。
発掘調査に参加された森田講師の、発掘時の状況を交えた解説は貴重なものでした。